基本文献『ニセ科学批判入門』
- 私は、これまで、主に水関連を中心にして、怪しい宣伝の批判活動をやってきました。
- 個別の事例に踏み込めば、必然的に誰かの商売に差し障ることになります。
- ・ニセ科学宣伝を信じて物を買うことで消費者が被害を受ける
- ・事業者の開発が間違った方に進んだり止まったりすると、いい製品が出てこなくなり、間接的に消費者も損をする。(社会全体としての損)
- 他人を騙す宣伝で商品の差別化をした(ように見せかけた)時点で、社会的な規範からは外れています。
- 私は、被害防止(これは、消費者と研究者と社会的なものも含んだ被害防止です)活動のためにニセ科学批判をやってみたら、同じニセ科学の内容を信じる人が多数居る上に、新しいニセ科学もどんどん出てくるという現実に直面したわけです。
- 実体があやふやなものに対し「これは科学である」というレッテルが先に貼られているという現実があるんですね。
- やって(社会的)意味のある批判は、法的紛争に直結していますので、最後は法廷に出て訴訟に対応する覚悟のある人しかやっちゃいけないんです。
Posted by: apj | 2007.08.26 at 05:31 PM
「ニセ科学」関連・最終記事: 技術系サラリーマンの交差点
原罪とは人間の認識や行為は全て間違いだという観念です。可謬性(誤ることもある)ではなく必謬性(必ず誤る)です。
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=572
本質論的には「分別の恣意性」や「人知を超えた摂理」即ち原罪論ゆえに、高々人為に過ぎぬ宗教的世直し(怒れる神父)を教会は正当化できない。世俗の知恵的には、体制反体制を問わず特定の政治勢力への加担は、社会の変転で教会の存続を危うくする。だから宗教的世直しに乗り出す「怒れる神父」は、異端審問を通じて教会から放逐される以外ない。
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=563
【ニセ科学批判・入門サイト】